HOKYPOKY.BLOG

正面から音楽を聴かないということ

最近気づいたこと。音には向きというものがある。
どちらから聞こえた音かどうか、延いてはどこから聞こえたかどうかということが重要だったりする。

右から聞こえたら右を向くかもしれない。
音が鳴る箱があれば、中を覗いてしまうかもしれない。
不思議とよくできているもので、耳は2つしかないのに左右だけではなく前後もわかる。

iTunesを使うようになってからというものの、音楽を鳴らす機械がコンポではなくパソコンに変わってしまった。

パソコンで作業をしながら音楽をかける。パソコンから音楽が鳴る。
または移動中、iPhoneで音楽を聴く。
自分の持っている曲はいつのまにか「正面から聴くもの」となっていたことに気づき、急に気持ち悪くなってしまった。

確かに正面から音楽を聴くということは、その曲と自分が向きあうという意味では「正しい向き」なのかもしれない。

部屋を真っ暗にして、イヤホンを少し深く差し込み、音量をいつもより大きくし浸る音の世界。そういうのも悪くない。

ただそれだけじゃないという話。
例えば「放課後の音楽室から漏れる吹奏楽部の演奏」や「音楽の流れているカフェ」等。シチュエーションの一部として音楽を考えた場合、必ずしも正面から音楽を聴いているわけではない。

と、あれこれ言っていてもしょうがない。思い立ったボクは、古いコンポを取り出し部屋の隅に置き、AirMacで音楽をかけてみる。すると「音楽と自分」の関係が「BGMのかかっている部屋にいる自分」という感覚に変わる。これは面白い。超おすすめ。

プログラムでいうと、スコープの違い。関数の外に変数をおいてみた感じ。あ、いや伝わらないのはわかっている。

とにかく嬉しくてこうしてブログを書いているのだけれど、この話は作業(趣味のプログラム)をするべく音楽を掛け、それがどうもしっくりこなかったから始まった話であるわけで、つまり本来やろうとしていた作業が全く進んでいないことを意味する。
本末転倒もいいところだが、それも休日作業の醍醐味ということで。

では、作業に戻ります。

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ということを、昔はてなブログに書いた。
正面から音楽を聴かないということ – YUMEKA MABOROSHIKA

春の新宿 2012
梅梅おみくじ寒桜寒桜寒桜染井吉野はまだツボミ寒桜日本庭園梅梅梅梅日が差してきた「これからせっちゃん家にいってきます。」カモ休憩所休憩所梅梅梅日本庭園梅桜並木並木とベンチ並木通り桜

春めいてきたので新宿御苑で写真を撮ってきた。
D40とApertureを持っていたのだけど、RAWで撮ってApertureで現像するとこんなにも楽しいのかと言うことを気がついた。
まさに宝の持ち腐れだった。

春なのでちょっと曇り空だったけど明るめで現像してみた。
淡い色合いの写真が好み。

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動画は風ノ旅ビトというPS3のゲーム。とても美しいゲームだった。

『何故旅をしているのか。』
『ここは何処なのか。』

ゲーム内でなにも語られないストーリーを進めながら自分の頭の中で補完していく。

カメラを持って旅をしたい。
hasselbladほしい。それについては後日。

選択肢

「この間、ビックカメラに行ったんだよ。iPhoneの充電器を探しにさ。」

友人のシモンは続けて言った。

「そしたらもう、種類が沢山ありすぎてよくわからなくなっちゃってさ。オレはiPhoneの充電ができればそれで良かったのに。だから店員に聞いて一個選んでもらったってわけ。」

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最近読んだ、伊坂幸太郎の『魔王』という本がとても印象的だったので、ちょっとだけキザな書き始めをしてみた。

Wikipediaにある『魔王』のあらすじはこうだ。

会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、一人の男に近づいていった。
魔王 (伊坂幸太郎) – Wikipediaより

この一人の男というのが政治家・犬養舜二で、分かりやすく言うと、小泉元総理をモデルとしている。
正論を言ってはいるがどこか合理主義であり、パフォーマンスがうまいといった人間。世論はこの犬養なら何かを変えられるのではないかという期待を向ける。しかし、主人公の安藤はこの犬養について独裁の危険を感じ始める。

「考えろ、考えるんだマクガイバー」

このセリフは安藤の口癖。安藤は考えるのが好きで、真っ向から情報と向き合い、とことん真実について考え抜く。真実とは何か。
結局安藤はこの犬養に抗った。

安藤の弟・潤也は兄とは違った能力に目覚め、兄とは違った方向で犬養と向き合う。いや、向き合わなかった。新聞・テレビ、一切の情報を遮断したのだ。
『十分の一までの確率なら必ず当てることができる』という能力を使い、競馬の単勝でコツコツと、しかし確実に巨万の富を得る。そしてその金で、静かに犬養と戦うのだ。

この『魔王』が面白いのは、誰が『魔王』かということだ。
独裁政治家の犬養か。陰謀論者の安藤か。金で解決を図る潤也か。もしくは、世論なのか。意図的に読者に委ねて終わる。

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少し長くなってしまったが、これを読み考えさせられたのは情報との向き合い方についてだ。

以前にこのような記事を書いていた。
何を信じるか – HOKYPOKY.BLOG

地震、SNS、デマ、ソーシャルゲーム、ステマ、韓流、偏向報道。情報倫理を試される機会も増えてきた。

男の仕事の八割は決断だ。そこから先はおまけみたいなもんだ。
仮面ライダーW (ダブル)まとめ@ Wikiより

とにかく選択肢が多すぎる。自分のキャパシティ以上の情報がやってくるから「超人化」した気になってしまう。
選択肢の多さが重要ではなく、何を選択したかが重要で、何故選択したかが最重要なのだ。

大きな敵と戦わない、情報にドラマチックを求めない、聞いた話で経験した気にならない。

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最後になるが、この動画は友人の篠田 監督が手がけたPVだ。
Bertoiaは、マイ・ブラッディ・バレンタイン『LOVELESS』を彷彿させるとてもステキなバンド。
その世界を幻想的に描いた秀逸なPVで、この記事を書きながらずっとリピートしていた。

最近『エレクトリックシャドウ』名義で活動しているので他のPVも是非。
エレクトリックシャドウ – Featured Archives – DAX -SPACE SHOWER Digital Archives X-

会いたくない人

あけましておめでとうございます。2012年、辰年です。
とはいえ、1月10日。新年の挨拶っていうのもあれなので、さっき思ったことをつらつらと。

新年早々不愉快なタイトルですいません。
三連休の最終日に昼間から酒を飲んでいたので変な時間に寝てしまい、変な時間に起きてしまった。早朝の寝静まったbot だらけのTwitterにも昼夜逆転している人がちらほらと。

そんなタイムラインを眺めながら想う、インターネットの生んだ距離感の話。

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ボクには『会ったこともないけど、知っている人』というのが結構いる。

Twitterが顕著なのだけど、ボクのフォローしている人の半数は、たまたまインターネットで見つけた人だ。意図して探したのではないから、見かけた人という方が正しいかもしれない。そしてその半分はリプライを飛ばしたこともない。

ただ、ツイートはずっと読み続けてきていたりする。
もちろん『フォローはするけども実はリストで管理しているスタイル』ではなくフォローしている人のツイートは本当にずっと読み続けてきている。数えたりしたら自分でも驚くほどのツイートを読み続けているはずだ。全部読んでいるかと言われると適当に流し見ているだけだったりするのだけれど。

また、ブログも同じでずっと読み続けている。これもたまたま見かけたブログだ。

逆も然りで、ボクのことをフォローしてくれている人もいるし、今まさにこの文章を読んでくれている人(もしかしたら、こんなブログでもちょこちょこ見続けてくれている人)がいる。

このようにインターネットを通じて『会ったこともないけど、知っている人』というカテゴリーがボクの中にある。『会ったこともないけど、知り合い』というカテゴリーもあるのかもしれない。特に話しかけもしないけれども、見ている。(こうして文字にしてみると気持ち悪いな)

気持ち悪いついでに、もっと踏み入ったことを言うと、ボクはその距離感が好きなのだ。

文通よりも、もっと薄い関係。自分宛ではない手紙をお互いに交換し続けているような。

「会ってみたくならない?」そう聞かれると解答に困る。

例えば、気が合ってよくヤリトリをするような人だったらそうかもしれない。実際にそういう人とは結構会ってたりする。
それはそれでとても面白いことだけれども、ひょんなことから知り合ったというだけで実は普通の出会いとさほど変わらないのではないかと思う。

会いたくない人達。会ってしまいたくない人達。

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もし10年後もTwitterやブログが残っていて同じような距離感であり続けたとしたら… たまらんな。

「やっぱりインターネットって… 面白!!…」

Merry X’mas

メリークリスマス!!
今年ももうすぐ終わりですね。来年もいい年でありたいです。

素敵な動画を見つけたので紹介。
IKEAをぐるーっと一周しているのですが、かわいい。

IKEAはヨーロッパに住んでたときに行ったことしかなくて、けっこうざっくりしたお店だった記憶しかなかったのだけど、日本のIKEAはこんなにも可愛い場所だったとは。
今度「絶対」行こうと思いました。

MacBook Airを買ってやったこと 番外編 作業のできるカフェを紹介

最近、天気がいいのとMacbook Airを買ったので、外で作業したりしている。最近流行り?のノマドワーカー、コワーキングスタイルというやつだ。

環境作りとは、自分のいる場所から作るものだとどこかの本(きっとメタプログラミングRuby)に書いてあったので番外編として、Wi-Fiが使え、電源が取れ、居心地のいいカフェを3つほど紹介。


mid. / http://www.mid.vc/

山手通り沿いにあり、「代々木八幡」駅から徒歩6分と少し離れたところにあるため、クルマや電車というよりも自転車や原付などでフラっと立ち寄るのに最適だ。

電源のある席とない席があるのだけれど、昼過ぎに行けば大抵空いている。

ここの良いところ、「ご飯が美味しい」。ランチタイム外でも定食がしっかりしていて、とりあえず食事だけという時に。1,200円と価格もお手頃。

ドリンクはコーヒー、と言いたいところだがここは様々なフレーバーのティーを試してもらいたい。また、茶葉はグラム売りしているので気に入ったらお家でも。

そして、自分は飲まないのだけれどワインも豊富。
パラメーターの分布図付きメニューがあるのでワインが良くわからない人でも好みのワインを見つけられるだろう。

mid.
住所 : 渋谷区元代々木町55−7
営業時間 : 12:00-26:00 (ランチタイム 12:00-15:00)
URL : http://www.mid.vc/


202 Market / http://202-market.com/

partycompany Inc.が「笹塚」駅にオープンした店で、渋谷の「ON THE CORNER」と雰囲気はとても似ている。
どの席も電源とWi−Fiが使えるのでまさに電源カフェといったところ。他にも作業をしにきている人が多いので気兼ねなく作業ができる。

ソファー席も多く、ちょっとしたミーティングをするのにも良さそう。

知恵熱を覚ますために甘いモノが欲しくなる。
ここのケーキは、2ピースで頼めばサイズ半分で2種類のケーキが食べられる。

店員がとても気さくなので、通いたくなる感じ。

202 Market
住所 : 東京都渋谷区笹塚1-57-10 笹塚駅前ビル2F
営業時間 : 12:00-26:00
URL : http://202-market.com/


Lily Cafe 初台店 / http://www.lily-cafe.com/

電源のある席は限られているのだけれど、店員に言えば案内してもらえる。
仮に混んでいたとしても、席が空いたら移動させてもらえるのでその間はバッテリーで。

ここはランチタイムに行くとコーヒーがおかわり出来るのが嬉しい。

店内は天井が高くゆったりとしているが、程良く仕切りのある席もあり集中できる。

駅から多少離れているせいか、穴場だ。
どちらかというと常連も多く地元の人がゆっくりとくつろぎに来ている感がある。

Lily Cafe 初台店
住所 : 東京都渋谷区初台2-11-11 ステータスヒル1F
営業時間 : 11:00-26:00
URL : http://www.lily-cafe.com/


以上3件を、GoogleMapにポイントしてみた。
ボクの家がどのあたりにあるかお分かりいただけただろうか。

残念、ボクの家は中野坂上にある。自転車や原付がないと少し距離があり「気軽に行ける」とは言いがたい。「中野坂上」駅から徒歩圏内に、こういった場所があるといいのだけれど。

ミュージシャンとアーティスト

音楽番組に出てくる音楽家の人たちを「アーティスト」と呼んだりする。
数年前からこの言葉に疑問をもっていた。果たしてテレビに出てくるミュージシャンはアーティストなのか。

最近自分の中でアーティストというものは実は「活動家」なんじゃないかと思っていて、創作物というのは活動を形に残す行為、または創作物を通して活動する行為なのかと。

話は少し変わるが、先週前の会社の同僚がやっているバンドを観に行った。理由は悲しいことにそいつがそろそろ脱退するからだ。
会社の仕事に専念したいとのことで、それはそれで勇気のいる決断だった。

東京でのライブはその日が最後。そして自分がその同僚のライブに行くのは初めて。要は最初で最後のライブ。
感想はというと「とても良かった」。ひとしおというやつだろうか。

初めて会ったのは5年ほど前になるのかな。
ボクが22でそいつが20。今では27と25だ。

当時「仕事よりもバンド頑張ります」と開き直っていたスタンスは清々しく、その明け暮れていたバンドの姿をやっと目にしたわけだ。
汗かきながらベース弾いてる姿を見て「こいつカッコイイな」と素直に思えた。

そいつはアーティストだったか、と言われると絶対に違う。むしろそう言われるのを嫌がりそうだったりもする。
でも、ツアーで色々なところへ行ったりなんてしたことのない自分からしてみれば、どれだけ人に自分(または何か)を伝えてきたのだろうかと考えると、活動的な時を送っていたなぁと。

仙台のライブが最後ということで、このブログなんて読んでるわけないけどもメッチャ楽しんで欲しいと思う。
偉そうな事言える立場じゃないんだけど、前の会社の仲間として、バンドを辞めてまでやりたいことを見つけたことを応援している。

釣り行こうぜ。こないだ行ったときは全然釣れなかったから。

Google Chromeの検索エンジンに登録しておくと便利かもしれないリスト

参考:【Chrome】 よく行くサイトを短縮キーワードで登録しておく方法 | IDEA*IDEA

登録の仕方

普通は一度検索すると勝手に登録されます。
YouTubeとかAmazonとかFacebookね。

手動で登録する場合
URLの設計が特殊だからか普通に検索しただけでは登録されない検索エンジンもあります。

  1. Chromeでchrome://settings/searchEnginesにアクセス
  2. その他の検索エンジンのところ
  3. 「新しい検索エンジンを追加」に分かりやすい名前
  4. 「キーワード」にショートカット用の言葉
  5. 「検索キーワードの代わりに %s を含む URL」のところにURLをいれる

このように登録します。

ちなみに、キーワードには短いショートカットワードをいれてもいいけどドメインを入れておくのも便利。
「youtube.com」と登録しておけば、「yo」と入力していると候補にyoutube.comが出てきてそのままEnterすればYouTubeに飛ぶし、TABを押してから検索ワードいれればその場でYouTube検索できるようになる。

その他の検索エンジンの使い方

  1. ロケーションバー(検索窓)にキーワードを入れる
  2. TABキーを押す
  3. 「{名前} を検索:」という表示がでてくるので検索したい語句を入れてEnter

登録すると便利かもしれないリスト

YouTube
Amazon
Facebook

これらは、普通に検索するだけ。
以下手動で登録するもの。

Twitter

名前:Twitter
キーワード:twitter.com
URL:http://twitter.com/#!/search/%s

Wikipedia

名前:Wikipedia
キーワード:wikipedia.org
URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%s

英辞郎

名前:英辞郎
キーワード:eow.alc.co.jp(自分は「alc」にしている)
URL:http://eow.alc.co.jp/%s/UTF-8/

案外少ない。英辞郎は和英・英和を自動で判別してくれるから便利です。

underground

アングラなカルチャーって言葉はマイナー気取りのメジャー志向という感じがしてあまり好きではないけども、インターネットのクローズ感っていうものに最近興味を持っている。興味というよりは懐古に近いのかもしれない。

岡本太郎「明日の神話」へのイタズラを実際に見てきた

Togetter – 「岡本太郎「明日の神話」に東電原発!??」

渋谷にある岡本太郎の「明日の神話」にイタズラがされていた。

元々この絵はメキシコのホテル用に製作され、ちょうど左右の下隅の部分は踊り場にかかるため欠けている。そしてその欠けている右下部分に福島原発と見て取れる絵が足されていたというわけだ。

どうせすぐ警察に撤去されるだろうと思ったがまだ渋谷にあるようだったので急いで見てきた。(現在は撤去済

これがイタズラされる前の正しい「明日の神話」

そして実際に見て、撮ってきた写真がこれ。

実際に目の当たりにすると、なんとも言えない気持ちになる。
この行為の善悪は一旦置いておく。そして「岡本太郎はきっと怒る/喜ぶ」とか「福島の人に失礼」などと当事者でもないのに意見するつもりはない。

むしろその逆で、圧倒されちゃったんだよね。(不謹慎だと罵ってもらって構わない。)

もしかしたら難しい物をみてよく分からなくなってとりあえずスゴイと感じるそれかもしれない。ただそれも悔しいので少し視点を変えて解釈してみることにする。

ある活動や作品が芸術であるか否かについて、必ずしも誰もが同意する基準があるとは限らない。表現者側では、その働きかけに自分の創造性が発揮されること、鑑賞者側ではその働きかけに何らかの作用を受けることなどが芸術が成り立つ要件とされる。
芸術 – Wikipedia

恥ずかしげもなく簡潔に言えば、アートだ。
美術館でお金を払って「コレがかの有名な〇〇」というものとは違う、まさにリアルタイムで生きているアートだった。
いつでも見れるものではないし、それでは意味を成さない。
事件性を含んだイタズラでもあるが、Banksy的な風刺画でもある。

では一旦置いておいた善悪について、もう一度考えてみる。
結論から言うと悪い事なのだと思う(あやふや)。
あやふやながらも悪い事だと言ったのは一般的なルールにおいて悪い事だからである。また、良い事でもないからだ。

少し脱線すると高校の頃、文化祭で短編映画を作ったことがある。友人の家に編集機器があったので、徹夜で作業した。ただ、文化祭の準備日はそのまま友人宅で作業していたので学校をサボった。それは夕方頃完成し、学校に行くと、サボったことで先生に叱られた。「すいませんでした」と言葉にするが、伏せた顔で友人と合わせた目はキラキラしていたのを思い出す。

ルールを破ることそれ自体は決して許されることではないが、0か1ではなく0.5や0.333があっていいのではないだろうか。
0.5や0.333といった矛盾をはっきりさせる為にルールがあるわけで、本来ルールがなかった場合、矛盾を孕んだ複雑な感情というものが普通。これは価値観の違いとバッサリと切られてしまいがちなところであるし、そしてまさに価値観は違うのだ。

話を戻すと、今回のイタズラに圧倒された自分がいたという話であり、そこには善悪の矛盾を孕んだ複雑な感情があった。
芸術とはまさに爆発だったのだ。